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とあるポケカが約6,500万円で落札される―1998年の大会上位入賞者にのみ配布された激レアカード

過去に行われた7億円の売買に比べれば安価ですが、それでも信じられない金額であることは間違いないでしょう。

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とあるポケカが約6,500万円で落札される―1998年の大会上位入賞者にのみ配布された激レアカード
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ポケモンカードゲーム』のとある激レアカードが、なんと約6,500万円(444,000ドル)で落札されました。1998年に行われた『ポケカ』における初期の大会イベントでのみ配布されたものです。

◆世界に十数枚しか存在しない激レアカードが、最高の保存状態で見つかる

「No.2トレーナー」と題されたこのカードは、1997年~1998年にかけて日本各地で行われた「第2回公式トーナメント」の準優勝したプレイヤーに賞品として与えられたもので、十数枚しか存在しないものと考えられます。

カードにはトロフィーを持つピカチュウの姿が描かれ、このカードを持つ者は「第一回ポケモンカード日本一決定戦」へ参加権があることを示すと記載があります。

また、今回落札されたカードは、第三者トレーディングカード真贋鑑定・グレーディングサービス会社「PSA」の鑑定により、GEM MINT 10(実質的に完璧な状態)の最高評価を獲得。25年前である1998年のカードがこのような状態で保存されていることは珍しいでしょう。

◆保存状態は価値に直結する

今回のように保存状態が良いカードは当然ながら高い金額で落札されるものです。昨年7月には、アメリカのYouTuber・ローガン・ポール氏が、最高評価GEM MINT 10の「ポケモンイラストレーター」を7億円を超える金額(527万5,000ドル)で購入。このカードはイラストコンテストの入賞者に配布されたもので、その数は不明とされています。

なお、この購入金額はポケモンカードの個人売買における最高額としてギネス世界記録にも認定されています。もし今レアカードを持っているなら、その保存には気を遣う必要があることがよくわかるでしょう。


《Okano》

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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