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海外の大作RPG『バルダーズ・ゲート3』の“ヤバさ”を伝授。強烈な自由度とボリュームをマルチプレイでも体感できる注目作の魅力とは

海外アワードを席巻した『バルダーズ・ゲート3』をご紹介!

ゲーム PS5
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海外の大作RPG『バルダーズ・ゲート3』の“ヤバさ”を伝授。強烈な自由度とボリュームをマルチプレイでも体感できる注目作の魅力とは
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日本語PS5版『バルダーズ・ゲート3』の発売が目前に迫ってきています。「The Game Awards」や「Golden Joystick Awards」などでゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞したことによって、コアな洋ゲーファンだけではなく幅広いプレイヤーが期待を寄せているであろう本作。特に高い自由度や、何度でも再プレイできるようなボリュームの豊富さが好評を集めているそうなので、「ファンタジー系」なRPGファンにとってうってつけのゲームと言えます。

とはいえ、まだまだ国内では認知度が低いCRPG(コンピューターロールプレイングゲーム)ジャンルの作品かつ、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」が題材になった世界観ということで敷居の高い印象もあるでしょう。いまいちどのようなゲームなのかが掴めていない方も多いかと思います。ということで今回の記事では、そんな本作の「自由度」や「ボリューム」などの注目点を、あまり海外ゲームに明るくない読者のために紹介していきます!

海外版の発売からは時間がかなり経過していますし、進行によって展開も大きく変わるゲームですのでそれほど心配しなくても大丈夫かとは思いますが、軽度のネタバレを含むことを予めご了承ください!

そもそも『バルダーズ・ゲート』って何?

ゲームプレイについて紹介する前に、『バルダーズ・ゲート3』というRPGがどのような作品なのかを簡単に解説しましょう。シリーズ第1作めとなるのは『バルダーズ・ゲート(1998年)』。その後はシナリオを拡張するコンテンツ「テイルズ・オブ・ザ・ソードコースト」やシリーズ第2作め『バルダーズ・ゲート2 シャドウ オブ アムン(2000年)』と作品を重ね、着実に進化しながら海外RPGファンを熱くのめり込ませていました。

Steam『Baldur's Gate: Enhanced Edition』より

『バルダーズ・ゲート』シリーズは前述のとおりTRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の世界をベースにしていて、その本格的なファンタジー世界は折り紙付き。「ダンジョンズ&ドラゴンズ」はかつての初代『ドラゴンクエスト』やダンジョンRPG『ウィザードリィ』にも大きな影響を与えてきましたし、そういったコンテンツから更にインスパイアされた小説、漫画、アニメ、映画などなども挙げればキリがありません。もしかしたら、カードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」でその名を知った方もいるかもしれませんね!

つまり『バルダーズ・ゲート3』というタイトルは「ロールプレイングゲームの礎」を忠実に描き、現代的なゲームプレイでその世界を味わわせてくれるゲームということです。“異世界モノ”など、RPGをベースにしたコンテンツが好みである方ならハードコアにゲームを遊んでいなくても「そうそう、こういうのがいいんだよ」と親しみ深い気持ちになれることでしょう。

しかし王道ロールプレイングゲームを目指したゲームは本シリーズ以外にも星の数ほどありますし、なぜ『バルダーズ・ゲート3』が海外アワードを荒らしに荒らし、日本のゲーマーから期待されているか分からない方もいらっしゃるでしょう。ここからは、実際のところ『バルダーズ・ゲート3』の何がヤバいのかをお伝えしていきます。

『バルダーズ・ゲート3』は「自由度」がヤバい

本作の最大の特徴、それはやはり「自由度の高さ」です。キャラクタークリエイションから様々な種族+様々な職業の選択が可能なため、膨大なバリエーションがあります。筆者はスパイク・チュンソフトにて行われたプレビューイベントでも本作の序盤を触り、その際はオリジンキャラクター(ゲーム側が用意している作成済みキャラクター)である「アスタリオン」を選択していました。今回はがっつり遊ぶということもあって、自分好みのカスタムキャラクターを作成! “シルバー・ドラゴンボーン”という種族で、吟遊詩人的な職業“バード”のキャラクターを作りました。

ちなみに映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」の主人公も“バード”だったりします。同作は「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の世界観を把握しやすく、『バルダーズ・ゲート3』の予習としてもオススメです。

種族や職業によって、パラメーターや使えるアクションなどに様々な特徴があるのはもちろんのこと、作中での会話内容も変化するため、キャラクタークリエイションは本作の自由度の高さ、そしてリプレイ性の高さの一端を担う部分です。

もちろんゲームプレイの面でも「自由度の高さ」を存分に味わうことができます。

例えば、アクションのひとつである「ジャンプ」を使いこなすことで建物やダンジョンの裏口を見つけて、そこから侵入することができたりもします。「ジャンプ」はかなり使用頻度が高い移動アクションなので、コントローラー操作ではすぐにアクセスできるように方向キー上にセットしてあります。このあたり、工夫が凝らされていてかなり好印象です。

想像力さえ働かせれば移動はかなり自由自在に行え、これは正面から入れないし乗り越えるのも無理だな……という城壁ですら、「50個近くもの箱を積み上げて無理やり登って越える」というようなトンデモゲームプレイまで発見されているそうです。

もちろん会話にも多くの選択肢があり、その組み合わせは本当に「膨大」といって差し支えのない量です。クエストの攻略、解決方法などもさまざま用意してある場合が多く、アドベンチャーゲーム的な楽しみ方もできます。筆者のプレイでも、消化不良に終わってしまったクエストが数多くあるので、「次はもっと良い感じに攻略しよう……」とモチベーションが湧きましたし、再プレイする動機としても上手く機能しているように感じました。

会話や行動には、ダイスロール演出(サイコロを振る演出)によって成否が決定するものもあります。成否によってストーリー展開や進む手順が変化するものも多いので、こちらも周回プレイが楽しくなる要素です。

その他でも、パラメーターや持っている知識、技能によってゲームの進め方をかなり大幅に変えられます。たとえば「動物との会話」スキルのような“動物とコミュニケーションを取る方法”を持っていると、また新しいストーリーに出会えるかもしれません。

パーティーメンバーが多ければ多いほど使用できる技能が増え、進行が楽かつ多様になるので、よっぽど慣れているプレイヤー以外はできるかぎりたくさんの人間を仲間にして遊ぶのが効率的ですし、何より『バルダーズ・ゲート3』の世界をより深く楽しめるでしょう。

自由度が高いのは戦闘についても言えること。戦闘は本作のメインコンテンツのひとつといってもいいでしょう。プレイスタイルにもよるでしょうが、基本的に会話で物事の解決を目指していた筆者であっても、プレイ時間のだいたい半分弱ぐらいは戦闘をしているイメージでした。

大抵の場合は敵の数が多く、考えることも多い局面で戦うため、一戦一戦が長丁場となります。難易度最低の「探険者」であっても、戦闘はかなりの歯ごたえで、つまづくプレイヤーもいるかもしれません。

しかし、やりごたえのある戦闘を通して、様々な戦術を試す機会ともたくさん出会えるでしょう。例えばマップ内の罠を起動したり、ぶちまけられているオイルに火をつけたりなど環境を利用することもできますし、ステルスをうまく利用して自分に有利な形で戦闘を開始するなど、考えられる戦略は無限大。筆者的には範囲攻撃や召喚系の魔法があると戦闘を有利に進められる印象でしたので、初心者はそのあたりを意識してプレイしてみるとよいでしょう。

レベルアップに伴うキャラクタービルドも多様です。筆者としては先述したように、範囲攻撃などを重点的に習得すると戦闘を楽に進められるように感じました。回復系のスキルは回復量が乏しいため、お守り程度に思っておいたほうがいいかもしれません。

“1周100時間”はかかるかも……というくらいに「ボリューム」がヤバい

本作のもうひとつの特徴。それは「圧倒的なボリューム」です。筆者はクリアまでわりと急いでプレイして60時間程度でしたが、「進行を飛ばした」と感じているクエストも数多くあるため、精密に隅から隅まで遊びつくそうとおもったら100時間ぐらいかかるのではないかと思います。

また、先述したようにリプレイ性も非常に高いために、やり込もうと思ったら何時間かかるのか想像もできません……! さまざまな要素の組み合わせとなるため、本作のエンディングのバリエーションは、なんと「1万7,000通り」も存在するとのこと。特にロマンスや個別クエストなど仲間となるオリジンキャラクターとの交流は「全種類見てみたい」と思わせる内容になっています。

オリジンキャラクターは吸血鬼の隷属であるハイエルフ「アスタリオン」や、ギスヤンキ(という種族)の冷徹な戦士「レイゼル」など、一癖も二癖もあるキャラクターばかり。仲間として冒険するのも楽しいですし、彼らを主人公として遊ぶのも一興でしょう。NPCとしての彼らとしてはありえない、いわゆる「解釈違い」な行動をとらせることも可能になったりするかもしれませんね!

マップはいわゆる「オープンワールド」とはやや違いますが、どれも巨大かつギミックに溢れています。なんといってもタイトルにもなっている大都市「バルダーズ・ゲート」はまさに圧巻のスケール。

このバルダーズ・ゲートにはゲームの後半で訪れることになるわけですが、街はいくつかの部分に分かれており、とにかく広大です。メインクエスト進行に必要になる行動量も多いですし、サイドクエストも充実しています。

また、書物や手紙などの「読み物」も非常に充実しており、これらも丁寧に読んでいると日が暮れるようなボリューム。またNPCも非常に多様でキャラが立っており、ストーリーに関係ないような人物であってもちゃんと会話が用意されているため、しらみつぶしに会話していきたくなります。先述した「動物との会話」や「死者との会話」が利用できると、「会話できるキャラクター」の量も爆増するため、本当にヤバ過ぎるストーリーの量ですね。

アイテムや呪文なども、かなりの種類が登場します。こちらも一周遊んだだけですべて使いこなすのはおそらく不可能。アイテムは投げて効果を発揮するようなものもありますし、筆者が気づいていないような使い道があるものも、きっと無数に存在するはずです。

……と、ざっと書いただけでも、このゲームがどれほど途方もない巨大さなのかがわかっていただけたと思います。本作のプレイの幅は異常なまでに広く、ガッツリのめり込んでプレイする、やりこみ嗜好なゲーマーの夢が詰まったような作品となっています。

マルチプレイでフレンドとも一緒に遊べてヤバい

ここまでシングルプレイで遊ぶRPGとしての魅力をお伝えしてきましたが、『バルダーズ・ゲート3』はフレンドと一緒にオンライン/ローカルでマルチプレイを遊べるところもヤバいのです。自由度が高くやりこみがいがあり、様々に展開するストーリーを最大4人で切り拓く体験は、大作と評価されるに相応しいものです。

敵を一緒に倒す共闘はもちろんのこと、自キャラにとって難しいイベントをフレンドのキャラに攻略してもらったり、ロールプレイのためにあえて「不得意なキャラにダイスロールをさせる」なんて試みてみたり、特に行く先を決めずにブラブラしつつクエストに遭遇してみたり……様々な物語が用意されている『バルダーズ・ゲート3』というキャンバスで、好き放題に遊べる楽しみまで備えています。

今回はローカルマルチプレイで、1つのモニターで2つのコントローラーを接続して遊んでみました。「フレンドは初見プレイだから、自分がエスコートしてあげよう」なんて思いつつ、自分の初回プレイとまったく異なる物語に驚く……なんて体験も待っているかもしれません。


ここまで『バルダーズ・ゲート3』からこのシリーズや「ダンジョンズ&ドラゴンズ」に触れる新規プレイヤー向けに書いてきましたが、ジャヘイラやミンスクといったおなじみのキャラクターも登場します。3作めということもあり、シリーズファンであっても楽しめること請け合いです。

アドベンチャーゲームとしても、戦闘メインのRPGとしても、友人との親交を深めるコミュニケーションツールとしてもとにかくたくさん遊べる『バルダーズ・ゲート3』。遊び尽くすのには膨大な時間が必要となるでしょうから、覚悟が必要ですが、シリーズファンでも、そうでなくてもこの2023年の冬でマストバイな一作になっていると思います。日本語翻訳もTRPGらしさが炸裂しているので、自由度の高さ、大ボリュームな物語、マルチプレイなどなどすべての要素が要注目です!

国内PS5版『バルダーズ・ゲート3』は、2023年12月21日(木)より発売。パッケージ通常版/ダウンロード通常版に加えて、ダウンロード版では「デジタル・デラックス・エディション」というゲーム内アイテムが多数収録されたエディションも用意されています。詳細は公式Webサイトからチェックしてみてください!

国内PS5版『バルダーズ・ゲート3』公式サイト(スパイク・チュンソフト)
《文章書く彦》
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