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ユービーアイソフト、サブスクは「今後大きな成長が見込める」と自信―PC向けサブスクプランをリブランディング

同社でサブスクリプション担当ディレクターを務めるPhilippe Tremblay氏が、その意図や課題について明かしています。

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ユービーアイソフト、サブスクは「今後大きな成長が見込める」と自信―PC向けサブスクプランをリブランディング
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2024年1月16日、ユービーアイソフトは『プリンス・オブ・ペルシャ 失われた王冠』のアーリーアクセス開始に伴い、同社が展開するPC向けサブスクリプションプランのリブランディングを行いました。新たなラインナップは「Ubisoft+ Premium」と「Ubisoft+ Classics」の二つとなります。

Ubisoft+ Premium(月額17.99ドル/日本では1,800円)は既存のUbisoft+ Multi-AccessとUbisoft+ PC Accessが統合されたプランで、100タイトル以上のゲームのプレミアムエディションをプレイできるほか、新作タイトルの発売日初日からのプレイ&アーリーアクセス、マンスリー特典などが付与されます。一方のUbisoft+ Classics(月額7.99ドル/800円)は50タイトル以上の厳選された名作タイトルのスタンダードエディションをプレイできるプランです。

同社でサブスクリプション担当ディレクターを務めるPhilippe Tremblay氏は、公式サイトでリブランディングの意図を語っています。

Ubisoft+は、2019年に「Uplay+」の名でPC向けサブスクリプションサービスとしてローンチされました。その後、2022年にPlayStationコンソールへ、2023年にはXboxコンソールへ導入されています。4年間で数百万人のユーザーが加入し、全ユーザーによるゲームプレイ時間の総計は6億時間超を記録。2023年10月の月間アクティブユーザー数は過去最大であったとのことです。

タイトルごとでの購入とサブスクリプションの違いについてTremblay氏は、Ubisoft+加入者の約1割はユービーアイソフトのタイトルにまだ触れたことがないユーザーであるというデータを紹介し、サブスクリプションは「ユービーアイソフトのエコシステムの中で新しいユーザーに当社のタイトルを紹介する最適な方法である」、つまり新規ユーザーを新たに獲得する手段として有効であるという認識を示しました。

また、新作タイトルを発売日初日から遊べるUbisoft+ Premiumにおけるユーザーの解約・退会対策として、継続的に魅力的なラインナップを用意し続けると言及。さらに、具体的な時期の言及は避けつつも、ゆくゆくはアクティビジョン・ブリザードのタイトルもラインナップに加える予定であることを明かしました。

Tremblay氏はGamesIndustry.bizのインタビューの中でも今回のリブランディングについて触れており、ゲーム業界は(音楽や映像など)他の業界に比べてサブスクリプションサービスがあまり浸透していないこと、一部のユーザーの間には“サブスク疲れ”が発生していることを認めつつも、同社のサブスクリプションサービスは今後大きな成長が見込めると判断しており、(特定のタイトルをプレイするためだけの)1カ月のみの加入も大いに歓迎する……と語っています。

《蚩尤》
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